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1〜10座目

雲取山

東京都の最高峰へ行く!!

2018/10/27〜28

登山道の眺め

 3座目は雲取山 登山に行ってきました。日本百名山の雲取山は、埼玉県秩父市・東京都奥多摩町・山梨県丹波山村にまたがる山。標高2017mは東京都の最高峰である。また、都内の山で2000mを越えるのは雲取山のみ。通年登れるのがこの山の特徴で、5月中旬~6月上旬の新緑と、10月下旬~11月上旬の紅葉のころがベスト。また、関東からのアクセスが良い為、多くの登山者で賑わいます。 登山道の特徴として、危険箇所は少なく比較的登りやすい。ただし数多くの登山口とルートがあるものの、どこを起点として登ってもコースタイムが長く、上級者でなければ日帰りは難しい。そのため、山頂の30分下にある雲取山荘で一泊の行程することで登山初心者にもやさしいルートになります。 山頂からの展望は良く、特に富士山が美しい。

 登ったのは10月末。この時期は降雪もほとんどないと事前に確認。紅葉も期待しつつ、1泊2日の行程を組み山荘に宿泊することで、秋冬時期の登山が初となる我々にも安全に東京都の最高峰へ挑戦できると判断しました。

装備

 初の秋冬登山。都内とはいえ山頂は2000mに達します。各々、探りさぐり服装やアイテムを用意。また初の山荘への宿泊。寝袋は不要としました。

・ヘッドライト

・ストック

・ガスボンベ

・長ズボン

・防寒着

登山ルート

 1日目は、関東屈指のパワースポットとして人気がある奥秩父の三峯神社より登山を開始。夕暮れまでに山頂手前の「雲取山荘」に宿泊。2日目は早朝、山頂に登頂後、東京都奥多摩市の鴨沢登山口に下って行きます。

登り(クリックで大画面)

登り:三峯神社登山口→霧藻ヶ峰→白岩小屋→雲取山荘

下り(登頂後):雲取山荘→雲取山(登頂)→七つ石山→鴨沢登山口

1日目

 池袋駅(西武特急ちちぶ号)→西武秩父駅に移動。

 西武秩父駅からは、三峯神社登山口までバスにて移動。(約1時間15分)

 三峯神社に到着。

https://www.mitsuminejinja.or.jp/

 参道を散策。

 神社参道の奥には登山口。ここから登山開始。

 紅葉。ちょうど良い時期でした。

 登山道を行きます。

 霧藻ヶ峰に到着。

 早めの休憩。

 白岩小屋。

 かなり荒廃しています。

 白石小屋からの展望。良い景色でした。

 だいぶ登って来ました。

 日も暮れて来ました。意外と長い登山道。山荘までもう少し。

 夕暮れ前。1日目のゴール、「雲取山荘」へ到着。

 雲取山荘は名物オヤジのいる老舗の山荘。飲み物も充実。個室部屋にはコタツもあり快適。

http://kumotorisansou.com/

  電気は使わないコタツ。それでも「あったかい」

 初めての山荘。食事は高いと素泊まりにしたものの、当然部屋内ではガスバーナーは「使用禁止」です。避難小屋とは違う。外は寒いので、中々お湯を温める気になりません。食事無しを後悔。

 ツリそう。

 日本酒で体が温まると、明日に備えて就寝。

2日目

 日の出前には、起床。予報通り天気は良さそうです。

 朝ご飯を済ませたら、登山ルートは予定通りの行程とします。

下り(クリックで大画面)

下り(登頂後):雲取山荘→雲取山(登頂)→七つ石山→鴨沢登山口

 日の出前に出発します。30分後山頂に到着予定。

 3座目 雲取山 2017m 登頂に成功。

 早朝のせいか、ガスがかっていました。残念。晴れるのを待つ訳にもいかず、ここからは下山を開始します。

 分岐点。

 七つ石山手前の水場。だいぶ降りて来ました。

 林道。鴨沢登山口(バス停)まで歩きます。

 鴨沢登山口(バス停)に到着。お疲れ様でした。

  ネコ。

 バス停近くにあるのは、東京最西端・奥多摩にある食堂「島勝」

 バスを待つ間、刺身こんにゃくで乾杯。

中央線奥多摩駅

 下山後は温泉が一番。本日はお風呂の王様、花小金井店へ。

https://www.ousama2603.com/shop/hanakoganei/

 秋の雲取山は紅葉が真っ盛り。山荘に1泊する事で無理なく、気持ちの良い登山が楽しめました。初めての山荘宿泊でしたが、秋の山にもかかわらず、暖かく快適。山荘を利用する事で寝袋やマット、食料など荷物が不要となる分、寒くなる秋冬の時期にも縦走や長距離の計画を立てることが可能。次回の登山にはぜひ参考にしたいと思います。奥秩父を共有し1都2県にまたがる雲取山。それぞれの登山道には特色がある、登り甲斐がある登山道でした。

 百名山踏破への道のりは長い。